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Dr.トミーのビックスマイル諫早
歯科衛生士さん募集します

デンタルケア最前線

Dr.トミーの「デンタルケア最前線」


健康で綺麗な歯を守るために、日々の生活でどういうデンタルケアをしていけば良いのか、歯の磨き方、歯の健康に良い食習慣、悪い食習慣、理想的な歯の定期健診サイクルに始まり、歯科治療の現場で、歯科医から見た最新の歯科治療術(審美を含む)を連載していきます。

2019年

口腔機能低下症について(2019年11月号)

口腔機能低下症について(デンタルケア最前線)

最近、治療中にむせる方が多くなってきました。当医院では、患者様ごとに水を飲めるようにうがい用とは別のコップをご用意しています。
なぜ、むせがひどくなってきているのか?それはオーラルフレイル(口腔の虚弱の始まり)が一因となっています。私達、はやした歯科医院では、口腔機能の精密検査を行い、口腔機能低下症の予防に力を入れています。

その口腔機能の精密検査ですが、以下の項目で診断します。

  1. 口腔衛生状態不良診査:舌苔の付着程度(50%以上)
  2. 口腔乾燥:口腔粘膜湿潤度(27未満)唾液量(2g/2分以下)
  3. 咬合力低下:咬合力検査(200N未満)残存歯数(20本未満)
  4. 舌口唇運動機能低下:オーラルディアドコキネシス(pa/ta/ ka)がどれか一つでも6回/秒未満
  5. 低舌圧:舌圧検査(30kpa未満)
  6. 咀嚼機能低下:咀嚼能力検査(100mg/dl未満)咀嚼能率スコア法(スコア 0,1,2)
  7. 嚥下機能低下:嚥下スクリーニング検査(EAT-10)3点以上

これらの検査項目の3項目以上が該当すると口腔機能低下症と診断されます。
検査時間としては約20~30分ですが、1、2、3、4、が患者様の該当が多い項目になります。

これらの改善として、

  • において舌ブラシの適切な使用
  • 人工唾液の使用、唾液腺のマッサージ
  • 口腔周囲筋の体操(あ、い、う、べ体操)
  • 舌の筋力を上げるためのラバーを使用
  • 発声練習を指導しています。

これにより高齢者になってもちゃんとした食事が摂れ、食塊も口腔内でしっかりと作れるようになります。
また、冒頭のむせもなくなってきます。自分自身で、むせることが増えたなと思われる方は、ぜひ当院にご相談ください。