Dr.トミーのビッグスマイル諫早 2023

2023年 3月

コロナ感染の予防を家庭でどうやって行うか パート3

鼻うがいで鼻の通りが悪いのも解消されます。
新型コロナウィルス対策としても有効です。

生理食塩水を容器に入れて少し前かがみになります。
片方の鼻の穴から流し込んで反対の鼻の穴から出します。
外から持ち込んでしまったウィルスを家庭に持ち込まない効果があります。

口腔機能低下の社会的背景について パート1

65歳以上の単身世帯の高齢者の方々が会話をする機会というのが減っています。
会話が2,3日に1回程度の方も多いです。
2週間に1回以下の男性が16%以上もいるという報告もあります。
お口の機能が低下することをオーラルフレールと言います。
そうすると認知機能も低下してしまいます。

口腔機能低下の社会的背景について パート2

口腔機能を維持することで全身のフレールの予防ができます。
口腔機能低下の診断があっても、具体的な対処方法が医療従事者から示されていないという課題があります。
口腔の体操(あいうべ体操)が有効です。
歌を歌うことも口腔の機能が助けれらますので知っておいてください。

口腔機能を一般的にどう維持するか

唾液は1日に1リットルから1.5リットル分泌します。
粘膜を保護したり、汚れを自浄したり、抗菌作用があったり、消化を助けたり、様々な作用があります。
65歳以上の3人に1人は唾液の分泌障害があります。
歌を歌うことによって唾液の分泌が増加することが分かっています。
また嚥下の力も上がることも分かっています。

2023年 2月

歯周病が酷くてインプラント治療するとどうなるか

適切な治療を受けていない人が、歯がなくなってインプラントを入れようと来院する場合があります。
うまくインプラントが生着しないばかりか、インプラント周囲炎を起こすことがあります。

歯がなくなる方には、虫歯でなくなる方、歯の根っこが折れてしまった方、歯周病が酷くてなくなる方がいますが、歯周病が酷い方の場合にはインプラント周囲炎で抜けてしまう場合があります。

介護施設などで刻み食が誤嚥を起こしてしまう

通常の食事で咀嚼ができなくなってしまった方に刻み食を提供する場合が多いです。
刻み食の場合は咽頭の中に流れ込んで、喉頭蓋が上手く機能せずに肺に入り込んでしまいます。
普通食を上手く食べれるようになることが望ましいです。
むせがなく刻み食が流れ込んでしまうことを不顕性誤嚥と言います。

介護施設などでどう対応して食事を行うか

入居者の方が安全な嚥下姿勢についてお話をします。
3点あります。

(1)うなずき頭位
(2)姿勢の保持
(3)足底の設置

膝よりも手前に足を置くことが大切です。
おしりより上半身が後ろに傾斜していると、腰が前方にすべって背中が丸まった姿勢になり、嚥下の運動が抑制されてしまいます。
また腹圧が上昇してしまい、横隔膜が上に持ち上げられて咳払いができずに誤嚥のリスクが高まります。

コロナ感染の予防を家庭でどうやって行うか パート1

家庭でコロナ感染予防に対してできることとしてうがいや手洗いがあります。
呼吸で体内に入る空気は1日1万リットルで、呼吸回数2万回以上です。
ほこりや細菌、ウィルスが含まれていて、鼻の奥にある上咽頭に溜まってしまいます。これはうがいや水分では届きません。
どうすればいいか、鼻うがいなんです。
歯科医院でも使用しているフローという容器を使って行います。

コロナ感染の予防を家庭でどうやって行うか パート2

鼻うがいでコロナウィルス感染についてお話をしていきます。
歯科医院ではフローというものがあります。
少量でやっていこうという方はスポイトや小さな樹脂製のボトル、醤油さしのようなものを使っていただきたいです。その中に生成水やミネラルウォーター100mlに食塩を1gを入れて生理食塩水を作ってください。5ml程度をスポイトや樹脂製のボトルに入れてください。

2023年 1月

介護施設でコロナが起こる原因について パート1

今回も認知症の分類についてお話していきます。
一番多い認知症はアルツハイマー型認知症です。
アルツハイマー型認知症は女性に多く、日本の認知症の患者数は462万人のうち60%にあたる277万人いると言われています。
脳内に不要なたんぱく質が溜まってしまいアルツハイマー型認知症の原因になります。
口腔内に歯周病菌が多いと血管を通って急激にアルツハイマー型認知症が進行しますのでご注意ください。

介護施設でコロナが起こる原因について パート2

オミクロン株の前に流行したのがデルタ株でした。
このデルタ株というは咽頭で感染がしやすいものでした。
レビー小体型認知症の方の場合は嚥下機能障害があり、誤嚥性肺炎を起こしたりします。
デルタ株に感染したレビー小体型認知症の方は、食事が上手くできないことがあり、誤嚥性肺炎を起こしやすいと推測しています。

認知症の分類について パート1

前回まで認知症のうち、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症についてお話しました。
他にも分類があります。
血管性認知症についてお話します。
脳内出血とか脳梗塞を起こしてしまい脳内の神経組織が破壊されて起こる認知症が血管性認知症です。
男性に多いという報告があり、日本の認知症の患者数は462万人と推定されており、そのうち血管性認知症は20%の92万人いると言われています。

認知症の分類について パート2

今回も認知症の分類についてお話していきます。
一番多い認知症はアルツハイマー型認知症です。
アルツハイマー型認知症は女性に多く、日本の認知症の患者数は462万人のうち60%にあたる277万人いると言われています。
脳内に不要なたんぱく質が溜まってしまいアルツハイマー型認知症の原因になります。
口腔内に歯周病菌が多いと血管を通って急激にアルツハイマー型認知症が進行しますのでご注意ください。