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Dr.トミーのビックスマイル諫早
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Dr.トミーのビッグスマイル諫早2017

2017年12月13日

老年期の女性の歯科治療(第3回)

肺炎で死亡する多くは65歳以上の高齢者です。若い方にとっては身近に感じないものです。肺炎は免疫力が落ちた状態で、細菌性のものまたは化学物質など様々な原因で起きます。高齢者で多いのは誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎は、空気でない異物が誤って肺に入ってしまうことを言います。異物が残ると炎症が起きてしまいます。

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老年期の女性の歯科治療(第4回)

女性の寿命が長くなっているのは医学の進歩によるものが大きいです。諫早でも少子高齢化の波は否めません。長生きしても健康に過ごしていただかなくてはいけません。誤嚥しても重篤な肺炎にならないようにどうしたらよいか、ということを歯科からアプローチしています。口の中の細菌の数を減らす、咳をしっかりできるように筋力をつける、病気に打ち勝つ免疫力をつける、歯周病菌の管理、義歯の衛生管理、このようなことを歯科医院では取り組んでいます。

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健康寿命と平均寿命について(前編)

2010年の厚生労働省のデータによると男性の平均寿命は79.55歳、女性の平均寿命は86.30歳です。平均寿命は6歳以上離れています。結婚後は男性の方が早く亡くなることが多く、女性はお1人になってしまうケースが多いです。お1人になってしまってからの女性のことについては、よく考えてあげなければなりません。

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健康寿命と平均寿命について(後編)

平均寿命とは生まれてから亡くなるまでのことです。健康寿命とは家族の手を借りずに、自分のことを自分でできるまで期間のことです。男性の健康寿命は70.42歳、女性の健康寿命は73.62歳です。女性の場合は平均寿命と健康寿命の差は12.68歳です。この長い期間、お1人ではとてもやっていけません。健康寿命を延ばすためにも歯科医院としては、歯周病の治療などにしっかりと取り組んでいかなくてはなりません。

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誤嚥性肺炎について

日本人の死因の3位は肺炎ですが、老人ホームなどで75歳以上の死因の1位は誤嚥性肺炎です。85歳以上で直接の死因のトップは誤嚥性肺炎です。人間は唾液を飲み込む回数は1日に600回ぐらいです。ごっくんと飲み込むことを嚥下と言います。嚥下する回数は食事中は200回、普通に生活しているうちに350回、残りの50回は寝ている時です。上下の歯をしっかりと噛み合わせることができない方は誤嚥性肺炎を起こしやすいです。噛み合わせができていないので、その周りの筋肉がしっかりできていない、そうなると飲み込むことを間違ってしまうことがあります。睡眠時にゆっくりと唾液は肺に入り込んでいきます。唾液だけでなくお口の中の歯周病菌も飲み込んでいきます。これを不顕性誤嚥と言います。特に寝たきりの高齢者の方に起こる原因です。やはりお口の中は清潔にしておくことが肝心です。

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唾液の力(第1回)

食事の時、最も大切なのは唾液です。唾液がないと、食パン1枚も飲み込めません。唾液は食べ物を飲み込みやすいようにしてくれます。耳の付け根の耳下腺をマッサージすると唾液がよく出ます。唾液は多い方がいいです。唾液が少ないと菌が繁殖しやすくなります。唾液には自浄作用があります。唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があります。耳下腺、顎下腺、舌下腺は大唾液腺です。

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唾液の力(第2回)

1日に出る唾液の量はどれくらいでしょうか?成人で1リットルから1.5リットルぐらい出ます。最も多く分泌する食事中は1分間に約4ミリリットル出ます。これは通常時の約10倍です。食事をするとお口の中が酸性になっていきます。酸性の状態は虫歯や歯周病になりやすい状態です。酸性の状態を元に戻そうと働く保護作用、自浄作用が唾液の働きです。唾液の量が少なくなると虫歯になりやすくなります。唾液の量が減るのは寝ている時です。睡眠時は0.1ミリリットル以下しか分泌されませんので知っておいてください。

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唾液の力(第3回)

唾液の分泌量は精神状態によっても変化します。緊張すると口の中がからからになりませんか?自律神経には交感神経、副交感神経の2種類があります。交感神経は体が活発に動こうとする時に働くのが交感神経です。リラックスしている時に働くのが副交感神経です。交感神経が働きやすい時は唾液の分泌量が減ります。特にストレス社会では口腔乾燥症というのを起こしやすいです。仕事でストレスを感じていると、虫歯になりやすかったり歯周病が発症したり口臭にも繋がります。リラックスしている時はさらさらな唾液の量が多くなります。リラックスしていると唾液による自浄作用が働きますので虫歯になりにくくなります。

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唾液の力(第4回)

口腔乾燥症のことをドライマウスと言います。ドライマウスの患者様は約800万人いると言われています。男女比では1:3で女性の方が多いと言われています。女性は男性よりも唾液腺が小さく唾液が出にくくなるとドライマウスになります。女性ホルモンの分泌の低下が原因とも言われています。ドライマウスになるとお口の中で次のようなことが起こります。舌痛症、味覚が分かりにくくなる、会話がしにくい、滑舌が悪くなる、入れ歯が擦れて痛い、虫歯が増える、口臭が気になる、このようなことが起こりやすくなります。

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2017年12月6日

侵襲性歯周炎について

慢性歯周炎の場合hゆっくりと骨が減っていきますが、侵襲性歯周炎の場合には垂直的に骨の減少が起こります。プラークの蓄積量と疾患の重症度は無関係なので予防がしにくいものです。家族集積性と言って、家族内で起こることも多いです。侵襲性歯周炎は10代から30代で発症します。前歯と6歳になると生え始める奥歯の骨の減少が起こってきます。1000人から2000人に1人の割合で発症します。

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侵襲性歯周炎で気を付けなければならないこと

男性、女性どちらかと言うと、特に女性が気を付けなければいけません。侵襲性歯周炎は10代から30代で起こります。思春期性歯肉炎を起こす時期と重なります。この時考えなくてはいけないことは矯正です。金属の輪っかをかけたりするときに、第一大臼歯の垂直的な骨が減っていて掛けられない場合があります。

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思春期の女性の歯科治療

思春期の女性はダイエットを意識しがちです。過度なダイエットは摂食障害や自己誘発嘔吐を引き起こします。こうなると胃酸が出て虫歯の誘発や歯肉炎を起こすことに繋がります。この時期は歯科医院への定期健診が大切です。口腔内をきれいにしておかないと食事もままならなくなりますし、過度なダイエットは精神的にまいってしまうことに繋がります。

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成熟期の女性の歯科治療(前編)

女性は男性とは違い妊娠があります。妊婦さんの半数以上が歯ぐきの発赤や腫脹が見られます。これらは女性ホルモンの影響によるもので妊娠性歯肉炎と言います。重度の歯周炎になると、早産や低体重児の出産のリスクが高まるという報告があります。妊娠時の歯周炎が妊娠性の糖尿病や妊娠高血圧症候群などの合併症とも関係していると言われています。歯周病を治すと、妊娠性の糖尿病や妊娠高血圧症候群の悪化を抑制すると言われています。口腔内の状態は胎児にも影響しますので、妊娠中でも歯科医院で検診されることをおすすめします。

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成熟期の女性の歯科治療(後編)

妊娠中に女性の体に起こることに「つわり」があります。つわりはお口の中の環境の悪化に繋がり、唾液の緩衝能が低下したりします。そうなると虫歯が増えたり、歯周病が増加したりします。妊娠中は胎児への悪影響が心配で歯科診療を躊躇される方が多いです。では産後、歯科医院に通院できる環境でしょうか?より通院しにくくなるはずです。それではさらに虫歯を放置してしまいます。

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妊娠期の歯科治療の注意点

妊娠中に女性の体に起こることに「つわり」があります。つわりはお口の中の環境の悪化に繋がり、唾液の緩衝能が低下したりします。そうなると虫歯が増えたり、歯周病が増加したりします。妊娠中は胎児への悪影響が心配で歯科診療を躊躇される方が多いです。では産後、歯科医院に通院できる環境でしょうか?より通院しにくくなるはずです。それではさらに虫歯を放置してしまいます。

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中年期の女性の歯科治療(前編)

歯周病と糖尿病と関係についてお話したいと思います。中年期の女性は女性ホルモンの変化により更年期障害が起こります。インシュリンの感受性が下がって血糖値が下がりにくくなってきて、糖尿病になりやすい体質になってきます。血糖値が高いと口腔内も糖分が多い状態になります。そうなると糖をエサにする歯周病菌が増加します。血糖のコントロールが不良であると歯周病も重症化します。

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中年期の女性の歯科治療(後編)

歯周病というのは慢性炎症で、じわじわと痛みがなく侵攻します。歯周病の改善はインシュリン抵抗性が改善し、血糖コントロールの改善にも繋がると言われています。アルコールを多量に飲む方がよくなる2型糖尿病の方は、歯周病治療を行うとヘモグロビンA1c(平均4.5%~5.5%)が0.4%低下すると言われています。日本糖尿病学会が発表している治療ガイドにも歯周病が糖尿病の第6の合併症として取り上げられています。

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老年期の女性の歯科治療(第1回)

日本の人口が1億2699万1000人、そのうち女性が6522万6000人、51.4%です。65歳以上の割合は27%、75歳以上の割合は13.2%です。高齢になるにつれ女性の人口比率が上がります。100歳以上の女性は87.1%の割合です。超高齢化の医療は女性の医療と言っても過言ではありません。

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老年期の女性の歯科治療(第2回)

今日は様々な疾患についてお話します。2015年の死亡率の1位は癌、2位は心疾患、3位は肺炎です。肺炎は1980年代に交通事故などの不慮の事故に代わり第4位になりました。2011年には、脳血管障害に代わり3位になりました。肺炎は2015年には全死亡者の9.4%になりました。脳血管障害の患者様は実は年々増えています。何故、肺炎が脳血管障害を上回ってきたのか?医療が進歩したからです。脳血管障害の患者様を救命できるようになってきました。しかし、その後肺炎を患って死亡するというケースが多くなってきました。お口の中のケアをしっかりして肺炎にならないようにする必要があります。

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2017年10月3日

口腔癌の現状

日本に口腔癌の方は年間約7,500人、癌全体の1%と割合は高くないのですが30年前に比較すると3倍に増加しています。頭の部分の癌の約40%を占めていて、男女比では3:2で男性が多く、年齢的には50歳~60歳に多い癌です。口腔癌の罹患率も増加しつつあり、10年後には約1.5倍と予測されています。口腔癌にならないために、口腔ケアと歯科医院での早期発見をしていただきたいと思います。普段の歯科検診で見つかる可能性もありますが、歯科医師または歯科衛生士が癌に目が行っているかと言うと行っていないという現状もあります。歯肉炎になってないか、歯周病になってないか、虫歯になってないか、入れ歯が合っているか、という目線だけでなく癌については別の目線が必要になってきます。

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口腔癌は先進諸国ではどのように考えられているか

イギリス、イタリア、フランスなど先進諸国では口腔癌、咽頭癌の死亡率は年々減少してきています。日本ではどうなっているでしょうか?実は日本では増加しています。日本で口腔癌で死亡率は46.1%です。アメリカでは19.1%です。何故先進諸国での死亡率が低いかと言いますと、国を上げて口腔癌対策を行っているからです。アメリカでは半年に1度は口腔癌検診を受診することが義務化されています。日本では口腔癌自体の認知が低いです。予防歯科の意識が高いスウェーデンでは歯科受診率が80%、アメリカでは70%です。日本では10%未満です。歯がトラブルを起こしてから歯科に通うのではなく、未然に防ぐことが大事です。日本の歯科の現状というのは意識レベルが低いということを知っておいてください。

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歯科治療においてのバイタルサイン(前編)

バイタルサインというのは生命兆候のことです。具体的には、血圧、脈拍、呼吸、体温、意識などです。歯科治療において、全身管理として大切なのは、血圧、脈拍、呼吸、意識です。はやした医院では問診の結果、全身疾患があったり、歯科治療に対して何らかのリスクががあると判断した場合には、血圧、脈拍、呼吸、意識を判断してから治療します。高血圧の方はお薬を飲んでコントロールされているかどうかを確認します。走って来院して脈が上がっている方に麻酔をするのも危ない行為になります。

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歯科治療においてのバイタルサイン(中編)

20代の方でも甲状腺機能亢進症により血圧が急激に上がることがあります。そういった際は歯科治療は危険です。歯科においての基準値をお話します。

血圧:上が130、下が85未満
脈拍:60~85/分
呼吸:12~18回/分意識:歯科医師がある程度判断します。

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歯科治療においてのバイタルサイン(後編)

20代の方でも甲状腺機能亢進症により血圧が急激に上がることがあります。そういった際は歯科治療は危険です。歯科においての基準値をお話します。

血圧:上が130、下が85未満
脈拍:60~85/分
呼吸:12~18回/分意識:歯科医師がある程度判断します。

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在宅歯科医療

高齢者の方で何らかの全身疾患がある場合があります。家族の方やケアマネージャーの方が疾患を完全に把握できているか、判断しないといけません。私たちが持っていくのは、ポータブルな道具と自動血圧計、酸素飽和度を測る機械パルスオキシメーター、携帯用の酸素なども持って行きます。私たちは危険をなるべく減らすために診療室でスタッフとのミーティングと訓練を行っています。歯科衛生士を連れていった時にもドクターと歯科衛生士、またはケアマネージャーとの連絡などしっかり行ったうえで訪問診療を行います。

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胃潰瘍と歯科治療(前編)

胃潰瘍の原因はヘリコバクターピロリ菌です。抜歯後の投薬について、消化性潰瘍診療のガイドラインがあり、胃潰瘍の方の場合には痛み止めは胃を荒らす副作用を出しますので消化性潰瘍のリスクを出してしまうロキソニン、ボルタレン、カロナールは飲んではいけません。歯科で出すペニシリンやセフェム系のお薬はさほど胃を荒らさないと言われています。胃潰瘍の治療をされている方は歯科治療前には申告するようにしてください。

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胃潰瘍と歯科治療(後編)

胃潰瘍の方は当日消化性潰瘍診療薬をいつも通り服用しているか確認します。精神鎮静法やリラックスをしていただいて精神的なストレスと軽減します。麻酔の時などはかなりストレスを感じます。歯科医が麻酔をする時は、表面に麻酔をして、その後刺す時の痛みを軽減するために局所麻酔薬をゆっくり充分量効かせます。治療後の鎮痛剤が必要な場合は内科の主治医の先生に前もってお話をしておくことが必要です。

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歯科医院での感染予防について

B型、C型ウィルス性肝炎の方がいらっしゃいます。歯科医院での感染予防についてお話したいと思います。感染予防のために使用している4つのものがあります。手袋、マスク、ゴーグル、ガウンの4つです。ガウンも使い捨てのものです。それだけ費用がかかりますが感染しないために歯科医師は使い捨てものもを使用します。タービンという道具は1分間に20万回以上回ります。そうするとお口の中の菌が飛び散りますのできちんと感染予防をしています。

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パーキンソン病における歯科治療

50代から60代の女性に多い病気です。振戦と言って手の震えが止まらない場合に頑張って動きを止めようとするともっと震えが大きくなることがあります。下の顎がずっと震えが止まらない場合などはタービンで舌や粘膜を切ってしまうケースもありますので注意が必要です。高齢者の方の場合は高血圧など併発しているケースもありますので、自動血圧計で測りながら歯科治療の必要があります。歯科治療において何度も椅子の上げ下げをしてしまうと、起立性低血圧を起こしかねませんので回数も減らしながら見ていかなくてはいけません。

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唾液のはたらき

健康な人は1日1リットルから1.5リットル唾液を分泌しています。唾液の分泌量が減ってくると、虫歯になりやすくなったり口臭がひどくなったりします。唾液のはたらきとして以下のものがあります。

  • 自浄作用
    歯と歯の間に物が詰まっているような時洗い流してくれます。
  • 抗菌作用
    細菌の増殖を抑えてくれます。唾液が少なくなると細菌も増殖しやすくなります。
  • phの緩衝作用
    食べ物を食べるとお口の中は酸性になりやすいのですが、それを中和してくれます。
  • 再石灰化
    溶けかかった歯の表面を修復してくれます。
  • 消化作用
    酵素のアミラーゼで、でんぷんを分解して消化しやすくします。
  • 粘膜保護作用
    お口の中は治りが早いと思いませんか?粘膜保護作用によるものです。
  • 食塊形成
    味を感じさせてかみ砕いたり飲み込んだりする作用です。
  • 潤滑作用
    発音や発生をスムーズにします。

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子供の歯の外傷(前編)

こたつの角で歯を打ったり、節分やマラソン大会で走り回ったりして歯をぶつけてしまうことが多くなります。もし歯が抜けてしまった時の応急処置についてお話します。歯と骨との間に歯根膜という膜がありますので、歯が抜けてしまった時も水で洗ったりしないようにしてください。歯科医院に持って行く際は牛乳に入れて持ってきてください。実は牛乳は体液に近いのです。低脂肪乳とか長期保存型の牛乳は避けてください、成分無調整の一般的なものにしてください。

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子供の歯の外傷(後編)

完全に歯が抜けてしまうことを完全脱臼と言いまして、前回抜けてしまった歯は牛乳に入れておくと良いというお話をしました。ですが生理食塩水が最も望ましいです。生理食塩水を作るにはコップ一杯の水(200cc)を煮沸した後、小さじ一杯の塩(1.8g)を入れて溶かすと0.9%ぐらいの生理食塩水ができます。体内、体液と同じような状態になります。完全に抜け落ちた歯はこのように対応します。歯が途中で折れてしまった場合も歯科医院に持ってきていただきたいですが対処が変わってきます。

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上顎洞炎について

鼻の横に副鼻腔というところがあります。そこに大きな穴があるところを上顎洞と言うのですが、蓄膿とかアレルギー性鼻炎がよく起こるところです。上顎洞炎が起こると奥歯が痛くなったりします。上顎洞は上顎と鼻の骨の間に挟まっていて歯と近いため、痛みが歯に出る場合があります。階段を上る時痛む、食事をすると奥歯が痛む、鼻をかむと変な臭いがする、縄跳びをすると痛む、などのケースに該当する場合は歯科や耳鼻科で診てもらった方がいいです。上顎洞は左右両方にありますが、歯が原因の場合は片方に炎症が起こったりします。鼻が原因の場合は両方に炎症が起こっている場合がありますのでレントゲンをしっかりと見る必要があります。まず歯科医院に行った後、耳鼻科で診てもらう場合もあります。

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よく噛めない子供たち

現在3歳児の虫歯ゼロ率が約81%になっています。その反面でよく噛めない子供が増加しています。よく噛んで食事することは健康に生きる基盤になります。

捕食:食べ物を捉えること
咀嚼:噛むということ
嚥下:飲み込むこと

一連のこの口腔機能が幼児期にスムーズに発達していないことが原因です。赤ちゃんが母乳を吸うことを吸啜といいますが、愕顔面機能の発達の促進に基本となります。赤ちゃんが吸啜できない場合は産婦人科さんに相談してみてください。手遊び、口遊びをしっかりしておくことが脳にとっても、お口周りの筋肉を自然と鍛えるためにも大切です。

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新生児の特徴

新生児は出生してから第2週目までの時期を新生児期と言います。歯が生えていないこの時期を無歯期と言います。口の中の特徴は上下の前歯の部分に隙間が空いています。これを愕間空隙と言います。これはお母さんの乳首をつぶさないようにするためです。口蓋と言って上あごの内側にくぼみがあります。これを吸啜窩と言って、ここに乳首を押えこんで母乳を絞り出す運動をします。このことを吸啜反射と言います。吸啜することによって愕口腔機能または脳神経系の発達にも関与してきます。

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ポカン口の子供達

ポカンと口を開いている子供は、口元のしまりが悪くて口呼吸のために歯肉炎になったり、上の前歯に着色がついている、滑舌が悪いなどの特徴があります。鼻炎で風邪をひきやすく、集中力に欠け落ち着きがないといったことがよく起こります。原因は根本的なスタートである母乳育児や離乳食の時から捕食、咀嚼、嚥下につまづいているように思います。しっかり噛むことで咀嚼筋や表情筋や噛み合わせ、歯並び、口元を引き締めることに繋がります。

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新生児の特徴

新生児は出生してから第2週目までの時期を新生児期と言います。歯が生えていないこの時期を無歯期と言います。
口の中の特徴は上下の前歯の部分に隙間が空いています。これを愕間空隙と言います。これはお母さんの乳首をつぶさないようにするためです。口蓋と言って上あごの内側にくぼみがあります。これを吸啜窩と言って、ここに乳首を押えこんで母乳を絞り出す運動をします。このことを吸啜反射と言います。吸啜することによって愕口腔機能または脳神経系の発達にも関与してきます。

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慢性歯周炎と侵襲性歯周炎

慢性歯周炎というのは、定期健診、メンテナンスで除菌をすることで抑えることができます。ですが侵襲性歯周炎は発症率の低い歯周病で、定期的に通院していてもなかなか治りにくい歯周病で、患者様も何でこれだけ歯科医院に通っているに良くならないのか悩んでしまう歯周病です。これは歯科医院からの情報発信が足りないと考えています。そこで慢性歯周炎と侵襲性歯周炎の違いについて皆様にお伝えしていきたいと思います。歯周炎に関して何種類かあります。

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慢性歯周炎

慢性歯周炎は全体的にお口の中に広がりやすい菌の特徴です。原因の第1はプラークです。成人で最も頻度が多くて、子供や青年でも発症します。進行速度が緩やかです。糖尿病で透析されている方はお口の中が乾燥しやすい方は歯周病が起こりやすくなってきます。HIVの病状が影響することがあります。その他の原因として喫煙があります。また、精神的なストレスも原因となってきます。慢性歯周炎の場合には定期的に歯科医院に通ってください。

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2017年 3月15日

噛み合わせの変化について(前編)

お口をグッと噛みしめてみてください。噛み合わせというのは歯並びがいいと、犬歯、3番目の歯が支点となって動きます。年をとっていくと、3番目の歯がすり減って4番目、5番目の歯が支点となって、4番目、5番目の根っこは短いので折れたりすることもあります。さらに6番目、7番目と3番目より後ろの歯が全部高さが低くなってきます。そうなると、負担がかかるのが顎関節で、肩こりが酷くなったりします。前歯も常に上下にあたっているので、歯が休まる時間が無いんです。歯がすり減る理由は、噛みしめ、歯ぎしりです。歯ぎしり酷い方は特に注意が必要です。年齢的なものと病的なものがあります。

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噛み合わせの変化について(後編)

噛み合わせの経年的変化を遅らせるにはどうしたらよいか、今回お話致します。寝る時にマウスピースを入れるいただきます。年を取ってくると寝る時の噛みしめや歯ぎしりが酷くなってきます。マウスピースですが初めての方は慣れていただく必要があります。実際慣れていただくと肩こりが解消されます。マウスピースによって顎関節への負担がかかりにくくなります。またそれを取り巻く筋肉への負担も軽減されるので肩こりが減ってきます。口の周りの筋肉は口筋、側頭筋、胸鎖乳突筋、広頚筋、僧帽筋などがあります。ある学会では広頚筋が脳の硬膜と繋がっているということが言われていました。とすると、筋肉を鍛えることによって、脳に繋がっていますので、もしかすると認知症などへの早めの対処もできるようになるかもしれません。お口の筋肉を鍛えることによって脳も鍛えられるかもしれない、という可能性もあります。

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甲状腺機能亢進症と歯科の治療について

甲状腺機能亢進症とはどんなものがあるかと言いますと、バセドウ氏病があります。血圧の上昇や心拍数の増加など心臓血管系の負担が増加します。ご本人に意識が無い場合、歯科治療中に甲状腺クリーゼが起こる可能性があります。甲状腺クリーゼは、何かのストレスがかかった時に臓器の機能が不全に陥った状態になります。歯科で注意しないといけないことは、麻酔した時、抜歯しなければいけない場合など過度なストレスがかかって、甲状腺機能亢進症の方の場合、甲状腺クリーゼがおこって多臓器不全に陥る場合があります。特に女性の場合、心臓がバクバクするというような場合、内科の医院に診てもらってください。歯科治療中に意識を失ったり、最悪死に至るケースもありますので物凄く注意が必要です。

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お口の周りの筋肉を鍛える体操

みなさん、パタカラご存知ですか?最近「あいうべ体操」というのが顎咬合学会でもやっているのですが、これを考案されたのが福岡の内科医の今井先生という方です。口をぽかーんと開けている子多くないですか?こういったお子さんはお口の周りの筋肉が衰えているんです。あいうべ体操をご案内します。「あ」「い」「う」「べ」と舌を出してください。これを1日3回はやってください。寝ている間に口が開いているお子さんの場合には薬局にお口に張るテープがありますのでそれを併用してみてください。口呼吸する方は風邪を引きやすいです。鼻呼吸は副鼻腔でフィルターがかかりますので風邪を引きにくくなります。お口の周りの筋肉を鍛えることとテープも併用してみてください。 あいうべ体操は小顔効果など美容にも良いので是非試してみてください。

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口腔癌のセルフチェック

口腔癌について12項目チェックしてください。

  • 口の中の粘膜が赤くなっている部分がある
  • 口の中の粘膜が白くなっている部分がある
  • 口の中にしこりや腫れなど肥大した部分がある口内炎が2週に渡って治らない部分がある
  • 口の中から出血がある入れ歯が痛みや腫れで合わなくなったり違和感原因不明の歯のぐらつきが続いている
  • 抜歯後なかなか治らない状態が続くほっぺたや舌が動かしずらい
  • 口の中に痛い部分がある
  • 首の周りのリンパ節が腫れている
  • 片方だけの鼻ずまりがある
この中で注意して欲しいものは、口の中にしこりがあったり、カリフラワーのようにぐちゃぐちゃになっていたりする部分は無いですか?抜歯後なかなか治らない、ずっとじゅくじゅくしている、歯ぐきが腫れてきているようなことは無いですか?首の周りのリンパ節に腫れがある場合、これは一番注意が必要です。歯科医院で定期健診されていれば見つかることですので、定期健診に行かれてください。

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口腔癌の癌治療の流れ

もし口腔癌だった場合の癌治療の流れについてお話します。第1に歯科医院で経過観察をします。約2週間様子を見ます。ステロイドを出す場合もあります。大きくなったり表面が荒れてしまっているような場合は専門医に紹介します。第2に専門医への紹介ですが、歯科医院の医師が異変を感じたら諫早であれば、諫早病院や長崎大学病院などに依頼します。第3が専門医による治療です。病理検査を行って手術か、放射線治療か、抗がん剤による治療が始まります。第4が癌が治った場合、かかりつけの歯科医院でメンテナンスが始まります。口腔ケアや歯科治療含めたメンテナンスが再開されます。なるべくメンテナンス続けていただくと再発しそうな時も早めに見つけることができるので、是非受診してください。

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2017年 3月13日

インプラントのメンテナンス(歯磨き粉について)

インプラントの被せ物は2通りあります。1つ目は土台の上にセメントでくっつけるセメンティングという方法と、もうひとつは土台が一体型になっているスクリューリテイニングがあります。セメンティングがまだまだ多いようです。セメンティングの場合、インプラント周囲炎が起きやすくなります。スクリューリテイニングの場合はインプラント周囲炎は起こりにくいのですが、最近歯磨き粉の中にはミクロの粒子が入ったものがあります。インプラントと被せ物の間にミクロの粒子が残ってしまいます。
取れないとその上にプラークがつきます。粒子が残らないような歯磨き粉を選択するように歯科医院で相談してください。

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狭心症と歯科治療について(前編)

歯科の問診表ですが、みなさん面倒くさがって、飲んでいるお薬などきちんと書いてくださらないケースがあります。また、ご本人でも分かっていないケースもありますので、坂道歩行や階段の上り下りの時、早朝の安静時に胸の圧迫感がないか、など普段のことを聞いたりします。歯科治療はチェアに座っていただきますが、チェアに乗った時からどきどきしませんか。精神的ストレスで狭心症を起こしかねませんので、内科できちんと検診を受けていただきたいと思います。

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狭心症と歯科治療について(後編)

発作が起こってしまった時、ニトログリセリンの舌下錠を服用していただきます。1,2分で効き出します。歯科の治療は30分ぐらいかかってしまいますので、事前に飲んでいただくと良いかもしれません。ニトログリセリンのスプレーでミオコールスプレーというのがあります。これも作用が早く1,2分で効きだします。狭心症の方にはなるべく治療時間を短くすることをスタッフの間でもカンファレンスを行っています。歯科治療の前に胸部にはるテープ、ミリステープというものもありますので内科の先生にお聞きになってみてください。

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高血圧と歯科治療(前編)

血圧の正常値は上が130、下が85と言われています。歯科治療のストレスはとても大きいです。それにより高血圧の方の血圧がさらに上昇する場合があります。どんな時に血圧が上昇するでしょうか。チェアの上げ下ろしの時もそうです。一番見られるのは局所麻酔の時です。麻酔というのは痛いという認識があるため、血圧の上昇に繋がります。

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高血圧と歯科治療(後編)

高血圧の方で歯科治療ができない場合もあります。軽度の方、上が140~159、下が90~99で他に何も疾患が無い場合には通常の歯科治療を行えます。脳血管障害、狭心症、心筋梗塞、腎臓病などの合併症がある場合、軽度の場合は歯科治療を行えます。中等度の場合、上が160~179、下が100~109で他に何も疾患が無い場合、なるべく15分以内で終わらせるような治療を行います。ただし、合併症がある場合は歯科治療は危険です。例えば抜歯があるような場合は、ものすごく危険で、数本抜歯が必要な際は、1本ずつ抜いていきます。合併症がある場合には大学病院での抜歯をおすすめします。高度の場合、上が180以上、下が110以上の場合、何も疾患が無くても歯科治療はとても危険です。治療が必要な際は大多久病院を紹介します。みなさまには日頃から血圧のコントロールを心がけていただきたいと思います。

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口内炎について(第1回)

口内炎のできる原因をお話します。1つ目は偏食によって鉄分やビタミンの不足がおこります。ビタミンBの不足が原因で口内炎ができます。2つ目はストレスや睡眠不足です。胃腸があれていると繊細な口の中の粘膜に異常がでます。口内炎が出た時は胃腸があれている可能性があります。3つ目は噛み合わせ等により、口腔内にきずを作っている場合です。そのような際は早めに歯科医院にいって処置した方がいいです。最後は口の中が不衛生であることです。磨いたつもりでもプラークが残っています。歯周病や口臭のひどい方は注意が必要です。はやした歯科医院でも歯の磨き方などご指導します。お口の中を清潔にすることから始めましょう。

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口内炎について(第2回)

口内炎ができた時、食べるものに苦労しませんか。口腔内に刺激を与えてしまうものは避けましょう。熱いもの、冷たいもの、刺激が強い香辛料が多いもの、タバコ、炭酸飲料、アルコール、スナック菓子など塩分の多いものは避けましょう。ではどんなものがいいのでしょうか。人肌に冷ましたシチューなどは非常に良いと思います。口内炎の症状が出たらすぐに対処することが大切です。口の中の細菌の繁殖を抑えて、増殖をブロックすることが大切です。ビタミンB2、ビタミンCを摂取してください。ビタミンB2はウナギ、レバー、青魚。ビタミンCは野菜、果物。日頃から偏食をせずにバランスよく食事を取ってください。

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口内炎について(第3回)

口内炎を予防するにはどうしたらよいか、今回お話します。口内炎がでたらすぐにお薬を塗る方がいらっしゃいますが、これは違うんです。実は菌が繁殖している状況でお薬を塗っても直りが悪いですし、もしくは直らないです。お口の中を清潔にしなくてはいけません。朝昼晩の食後と寝る前の歯磨きをきちんと行ってください。また、ノンアルコール性の洗口液も歯磨きの後に使うと良いです。アルコール性の場合ですと、お口の中が乾燥しやすいので、なるべくノンアルコール性のものが良いです。日頃から体の免疫力をつけておくことが大切です。体全体の抵抗力をつけておくことと、しっかりした睡眠も大事です。

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口内炎について(第4回)

今回は口内炎の種類と症状についてお話します。口内炎も最低5つぐらい分けることができます。

  1. アフタ性口内炎
    疲労が原因
  2. カタル性口内炎
    物理的な刺激によっておこる口内炎です。
  3. ウィルス性口内炎
    俗に言うヘルペスです。
  4. カンジダ性口内炎
    高齢者の方で入れ歯が不潔な場合によくおこります。
  5. 壊疽性口内炎
    組織が腐っていきおこる口内炎です。

今回はアフタ性口内炎についてお話します。この口内炎ですが、真ん中が少しへこんでいて表面が白く周囲が赤い潰瘍になっています。灰白色斑のことをアフタと言います。

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口内炎について(第5回)

今回はカタル性口内炎とウィルス性口内炎についてです。カタル性口内炎は、例えば入れ歯やが合っておらず口腔粘膜に傷をつけてしまったり、矯正の器具が接触して頬の筋肉を噛んでしまったりしてそこから細菌の繁殖がおこったり、また熱湯や薬品の刺激によっておこる口内炎です。口腔全体が赤く腫れます。痛みはそれほど強くはないのですが、唾液の分泌量が増えて口臭が気になりだします。味覚が鈍ったり、刺激の強い食べ物で口内が染みやすくなります。ウィルス性口内炎は、口唇ヘルペスですね、激しい痛みと発熱をともないますので体がだるくなります。口の中だけでなく喉にできることもあります。口内炎の中でもつらいタイプのものです。

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口内炎について(第6回)

今回はカンジダ性口内炎と壊疽性口内炎についてです。カンジダ性口内炎は高齢者の方に多いです。白い苔が舌や頬に全体的に広がって赤く炎症を起こして強い痛みをともなうようになります。入れ歯の手入れができていなくて菌の増殖によっておこります。お口の中をきれいにすることが大切です。口内炎がひどい場合には口腔外科への紹介も考えなくてはなりません。入れ歯を外して真っ赤になっている場合は要注意です。
口角炎がなかなか治らないという場合もカンジダが原因の場合もあります。壊疽性口内炎は口腔内の組織を腐敗させてしまう口内炎です。
全身状態が安定し口腔衛生状態が良好であれば発症することはありません。壊疽性口内炎の場合は骨がなくなったりする場合もありますのでご注意ください。

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口内炎について(第7回)

口内炎の症状が1,2週間全然治らないという場合は歯科医院に診てもらってください。舌の口内炎は舌癌と似ている場合があります。アフタ性口内炎と舌癌の初期症状が良く似ています。舌癌は縁がギザギザで触ったら固いです。白板症と言って舌癌になる前の段階が口内炎と似ています。舌癌は進行が早いです。もうひとつ、ベーチェットという自己免疫疾患と言って、自分の正常な細胞を破壊しようとする病気なのですが初期症状に口内炎があります。ウィルス性口内炎は耳鼻科に行って抗ウイルス薬を処方していただく必要があります。

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態癖について(前編)

態癖とは良くない生活習慣のことです。一般的に歯並びに良くないとされているものがあります。

  • 指しゃぶり
  • 舌癖といって舌の癖で、舌を前に出すと歯を動かしてしまいます
  • 頬づえ
  • 片側噛み
  • うつぶせ寝
  • 睡眠時導入時の腕枕
  • ショルダーバッグによる癖

こういったこともお口の中に影響が出ます。

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態癖について(中編)

人間は本来生まれた時から左右対称ですが、後天的なささいな力の組み合わせで左右非対称になっていきます。態癖を意識して直すことはお口の中や骨、全身のバランスの良い発育のために大切なことです。癖というのは何十年もかけて歪んできます。日々の意識が最も重要です。態癖と一言で言いましても、さまざまな形に表れます。歯列不正、歯ぐきの退縮、歯槽骨の吸収、顎関節症、左右の顔のずれ、全身のゆがみにも繋がります。顎関節症を発症する方は何らかの態癖があるという事実もあります。

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態癖について(後編)

態癖によっておこる症状には、片頭痛、耳鳴り、くいしばり、重度の肩こり、足の痺れ、などがあります。お子様の場合、ながらスマホは十分注意してください。頬づえをつきながらテーブルでスマホを見ていませんか。顎の痛みや片頭痛に繋がります。歯ならびも悪くなってしまいますのでご注意ください。重い鞄を持つ際も十分注意してください。

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2017年 3月8日

歯周病予防に効果的なエアフロー

歯周病予防に効果的なエアフローというもののご紹介をします。日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病です。約80%~90%の人がかかっていると言われています。エアフローはアミノ酸、グリシンという人体には無害のパウダーを使います。歯の周りには汚れを吸着させるバイオフィルムという膜が付いています。膜をこのパウダーで取ってしまうということです。衛生士やドクターがエアフローで、軽度の歯石や頑固なステイン、プラークやたばこのヤニなどを除去します。治療も痛みはほとんどありません。

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受け口について(第1回)

口には多くの筋肉が並んで機能します。特に舌は代表的な筋肉の塊です。きれいな歯並びの方の舌は嚥下するとき(飲み込むとき)に上あごをおさえるようにぴったりと納まり収まります。しかし受け口の方は上あごにつきません。受け口はひどくなっていきます。歯並びと口の周りの筋肉が影響してきます。乳歯の間は切端咬合と言って上の歯と下の歯がカチンと合う状態で良いのですが、永久歯になったときには上の歯が下の歯を覆うような状態が望ましいです。

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受け口について(第2回)

3歳児検診で受け口の子はどのくらいいるのか?永久歯が生えるまで様子を見ましょうと言われていませんか?下の歯が前に出ていると噛み合わせが悪いためにしっかりと噛み砕きにくく、下の歯が長持ちしない場合があります。永久歯まで待つのではなく、機能的なマウスピースを使うことがあります。受け口の子の場合、息が漏れたり発音が悪かったりします。小学校に上がったぐらいには発音障害が出ますので、その前の幼稚園、保育園の時から考えてあげた方がいいです。厚生労働省のデータによると年間約4万人から5万人、3歳児の4%~5%が受け口と言われています。

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受け口について(第3回)

前回、受け口のマウスピースの対象年齢は3歳から6歳とお話しました。それでは何時このマウスピースを着けるのか、今回お話したいと思います。このマウスピースは寝ている時だけ着けていただければ結構です。1日中着けなくていいので楽です。みなさん、早く効果が出るのを期待されますが、効果が出るまでに1年ちょっとはかかります。こまめに歯科医院に行って診ていただくことが必要です。骨格的に先天性異常がある場合には、骨切りといって骨を切らないといけない場合があります。成人になってから大学病院で骨切りが必要な場合があります。

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受け口について(第4回)

受け口は永久歯が生えるまで様子を見ましょうと良く言わると思いますが、自然と治る受け口は約1割です。下顎を抑えるチンキャップというものがあります。夜寝る時着けるのですが負担が大きいです。最近多く用いられるのは、受け口は幼児期に改善させる特殊なマウスピースがあります。対象年齢は3歳から6歳です。素材は柔らかいものです。マウスピースによって、舌の位置を上げ、口の周りの筋肉を正常化して受け口を改善していきます。発音にも関わってきます。

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